東京からの日帰り旅行、どこを選ぶか
人気の6か所は、それぞれまったく性格が異なります。選ぶための早見表:
- 日光:漆と金箔に彩られた17世紀の社寺、滝、杉並木。片道1時間50分〜2時間。最も見応えがありますが、1日がかりです。
- 鎌倉:海辺の武家の古都。大仏、禅寺、丘のハイキングコース。1時間弱。最も手軽です。
- 箱根:火山、温泉、芦ノ湖、富士山の眺め。ロマンスカーで1時間25分。旅館に1泊するとより楽しめます。
- 河口湖:富士山麓の湖と新倉山浅間公園の忠霊塔。約2時間。すべては天気次第です。
- 横浜:港、中華街、三溪園、ベイエリアの街並み。30〜40分。半日でも楽しめます。
- 川越:江戸時代の蔵造りの町並み、駄菓子、寺院。池袋から30分。「小江戸」の名にふさわしい町です。
1日しかない初めての旅なら、春と秋は日光、夏は江ノ島の海で締めくくれる鎌倉、富士山が最も見えやすい冬は河口湖がおすすめです。
どこでも共通のルールは2つ。8時前に出発すること、そして東京からの行楽客で混み合う土日祝日を避けることです。
日光日帰り:東照宮、神橋、華厳の滝
アクセス 東武特急(スペーシアXまたはけごん)で浅草から東武日光まで約1時間50分。全席指定で、列車と座席により片道約3,000〜4,000円。ジャパン・レール・パスなら新幹線で宇都宮へ、JR日光線に乗り継いで合計2時間弱です。
日光東照宮 江戸幕府を開いた徳川家康の霊廟で、1636年に現在の姿になりました。500を超える彩色彫刻で覆われた陽明門だけでも訪れる価値があります。拝観料は大人1,600円、4〜10月は9時〜17時、11〜3月は16時まで。三猿や、通路の上の眠り猫も見逃せません。所要約1時間30分。
周辺 町の入口にある朱塗りの神橋(渡橋300円、道路からは無料で見られます)、輪王寺、二荒山神社。徒歩20分ほどの憾満ヶ淵では、赤い帽子をかぶった地蔵が並ぶ遊歩道を歩けます。
華厳の滝と中禅寺湖 バスでいろは坂を上り約45分。高さ97mの滝は、エレベーターで下りる観瀑台から眺めます。紅葉の10月は道路が大渋滞し、所要時間が倍になることも。9時前に日光を出発するか、湖はあきらめましょう。
私たちの意見 日光の日帰りは可能ですが、かなり慌ただしくなります。中禅寺湖畔や旧市街の旅館に1泊すれば、修学旅行生が来る前の開門直後に社寺を見られます。平日は比較的静かで、雪の冬にも独特の趣があります。

鎌倉と江ノ島:大仏、禅寺、海辺
アクセス 東京駅または品川からJR横須賀線で鎌倉まで約55分、運賃は1,000円弱。予約不要で、ICカードで乗れます。
北から南へ回る1日コース
- 北鎌倉(1駅手前で下車):杉木立の中に大きな伽藍が並ぶ円覚寺、そして日本最古の禅寺・建長寺。
- 鶴岡八幡宮:若宮大路の先にある鎌倉の中心的な神社で、参拝無料。隣の小町通りは食べ歩きと買い物の通りです。
- 鎌倉大仏(高徳院):高さ約11mの青銅の大仏。15世紀末に津波で大仏殿が流されて以来、露座のままです。拝観料300円、胎内拝観は別途50円。
- 長谷寺(400円):徒歩5分。高さ約9mの木造十一面観音、洞窟、海を見渡す見晴台。
見どころ間は徒歩か、海沿いを走る江ノ電で。終点近くの江ノ島は橋でつながった島で、神社、灯台があり、晴れれば富士山も見えます。アニメで有名になった鎌倉高校前駅近くの踏切には撮影者が集まりすぎ、市が警備員を配置しています。車道で立ち止まらないように。
季節 6月の紫陽花(明月院、長谷寺)の週末は1時間以上の行列も。夏の由比ヶ浜は東京からの海水浴客でにぎわいます。禅寺は紅葉の遅い12月初めも見事です。
食事 名物はしらす丼。旬は3月〜12月です。

箱根日帰り:火山、湖、富士山を巡る周遊ルート
アクセス 小田急ロマンスカーで新宿から箱根湯本まで約1時間25分(全席指定)。箱根フリーパス(新宿発2日間7,100円、ロマンスカー特急料金は別)には、小田急線の往復と周遊ルートの交通機関が含まれます。新幹線なら東京〜小田原はひかりで35分です。
定番の周遊順
- 箱根登山電車で箱根湯本から強羅へ(約40分、3回のスイッチバック)
- 強羅から早雲山へケーブルカー、ロープウェイで大涌谷の上空へ。温泉で茹でた黒たまごが名物
- ロープウェイで桃源台へ、海賊船で芦ノ湖を渡り箱根町または元箱根へ
- バスで箱根湯本へ戻る(約40分)
途中下車を含めると周遊には6〜7時間。強羅近くの彫刻の森美術館に寄るなら、さらに1時間30分〜2時間かかります。
注意点 大涌谷のロープウェイは火山活動や強風で運休することがあり、その際は代行バスが運行されます。湖に立つ箱根神社の鳥居は、週末には写真撮影に30分〜1時間の行列ができます。大涌谷や湖から見える富士山も、夏の午後は雲に隠れがちです。
日帰りでも回れますが、温泉、会席料理、そして翌朝の静かな湖と、旅館に1泊することで最も満足度が上がる旅先です。
河口湖と富士五湖
アクセス 新宿から2つの方法があり、いずれも約2時間です。
- 特急富士回遊:新宿から河口湖まで直通、全席指定、1日数本のみ
- バスタ新宿からの高速バス:15〜30分間隔、片道約2,000〜2,500円。繁忙期は遅くとも前日までに予約を。晴れた週末は1時間ほど余計にかかることもあります
現地で 周遊バス「レトロバス」が河口湖、西湖、鳴沢を巡ります。主な見どころ:
- 河口湖北岸の大石公園:湖越しの富士山と花畑(6月下旬〜7月のラベンダー、10月の紅葉したコキア)
- カチカチ山ロープウェイ:湖と富士山を高い位置から
- 河口湖から電車で15分ほど、富士吉田の新倉山浅間公園の忠霊塔:398段の階段の先に、五重塔と富士山の定番の構図
- 湧水の池が点在する忍野八海:昼前後は非常に混雑します
住民への配慮 この地域はオーバーツーリズムに悩んでいます。富士吉田市はそれを理由に2026年の桜まつりを中止し、富士河口湖町は富士山の写真で有名になったコンビニ前に目隠しの幕を設置しました。車道で立ち止まって撮影しない、私有地に入らない、ごみは持ち帰る、を守りましょう。
すべては天気次第 富士山が見えやすいのは11月〜2月の早朝。夏は9〜10時には雲が湧きます。出発前にライブカメラを確認し、河口湖は日程を動かせるようにしておくのが賢明です。

横浜と川越:気軽な半日旅行
横浜は渋谷から東急東横線で約30分(元町・中華街まで直通)、東京駅からJRで桜木町まで約40分。1859年に開港した日本第2の都市は、歩いて回るのが一番です。
- みなとみらい:ベイエリアの街並み、大観覧車、商業施設になった赤レンガ倉庫、港の上を渡るロープウェイ「YOKOHAMA AIR CABIN」
- 日本最大の中華街で、点心や肉まんの昼食を
- 山下公園と係留された氷川丸、山手の丘の西洋館
- 南にある三溪園:京都などから移築された歴史的建造物や三重塔が並ぶ庭園。バスで
- カップヌードルミュージアム(500円):オリジナルのカップヌードルづくり
夜景の美しいベイエリアで夕食をとってから帰るのもおすすめです。
川越は池袋から東武東上線の急行で約30分(約500円)。江戸の面影を残す商家の町並みが見事です。黒漆喰の蔵造りは、1893年の大火の後、火に強い建物として建てられました。
- 今も1日4回鐘を鳴らす時の鐘
- 昔ながらの駄菓子や煎餅が並ぶ菓子屋横丁
- 一体ずつ表情の異なる538体の五百羅漢と、江戸城から移築された客殿のある喜多院
- 夏の風鈴で知られる氷川神社
名物はさつまいも。チップス、アイス、ケーキなどで味わえます。川越は半日で回れ、平日がおすすめです。

団体の日帰り旅行:貸切バスか電車か
団体の場合、電車かバスかは料金よりも、行き先の地理で決まります。
電車が向いている場所
- 鎌倉:道が狭く、大型バスの駐車場は少なく見どころから遠く、週末の渋滞も読めません。JR横須賀線で行き、現地は徒歩と江ノ電で。
- 横浜:30〜40分で着き、見どころは徒歩や地下鉄でつながっています。
- 川越:蔵造りの通りはバスには狭すぎ、駅から徒歩15分です。
貸切バスが向いている場所
- 日光:東照宮、憾満ヶ淵、華厳の滝を効率よく回れ、混雑するいろは坂の路線バスを避けられます。東照宮の駐車場は大型バスに対応しています。
- 箱根:ロープウェイや路線バスの長い行列の代わりになり、旅館や美術館の前まで送迎できます。
- 河口湖:見どころが湖の周囲に点在し、路線バスは満員です。
組み合わせが最適なことも多い:行きはロマンスカーや新幹線、現地は貸切バス、帰りは東名・中央道の日曜夜の渋滞を避けて電車で。
知っておきたい実情:
- 2024年4月からバス運転者の労働時間の基準が厳しくなり、12〜13時間を超える行程では交替運転手が必要になる場合があります
- 秋の45〜49席の大型バスは数か月前に予約を
- ガイドは20〜25名に1名、神社ではイヤホンガイドを
- 40名を超える場合は、2つのグループに分けて逆回りにし、80名が同じ寺に一度に到着しないようにします
SHINOGI DMCは、行き先ごとに最適な交通手段を組み合わせて、企業グループ向けの日帰り旅行を手配しています。
よくあるご質問
東京からの日帰り旅行で一番のおすすめはどこですか。
初めてなら、社寺の見事な日光か、電車で1時間弱と手軽な鎌倉。箱根と河口湖もすばらしいですが、富士山が見えるかは天気次第です。
日光は東京から日帰りできますか。
できます。浅草から東武線で1時間50分、東照宮(1,600円)と周辺で3〜4時間。華厳の滝まで足を延ばすと、特に10月はかなり長い1日になります。
東京から鎌倉への行き方は。
東京駅または品川からJR横須賀線で約55分。予約不要でICカードで乗れます。北鎌倉で降りて禅寺から回るのもおすすめです。
箱根フリーパスはいくらで、お得ですか。
新宿発2日間で7,100円(小田原発は6,000円)、ロマンスカー特急料金は別です。登山電車、ケーブルカー、ロープウェイ、海賊船、バスの周遊ルートを一通り回るなら元が取れます。
富士山を見るならどこへ日帰りするのがよいですか。
最も間近に見られるのは河口湖と忠霊塔、遠望なら箱根や江ノ島。いずれも早朝に出発し、11月〜2月を狙うのが確実です。
東京からの団体日帰り旅行に貸切バスは必要ですか。
必ずしも必要ではありません。バスの駐車が難しい鎌倉、横浜、川越は電車が確実です。日光、箱根、河口湖は現地での移動に貸切バスが便利で、片道を電車にする組み合わせもよく使います。
Rédaction SHINOGI DMC · 更新日
出典
- Nikko Toshogu — Site officiel
- Tobu Railway — Accès à Nikko et trains express
- Office du tourisme de Kamakura — Grand Bouddha (Kotoku-in)
- Hakone Navi (Odakyu) — Hakone Freepass
- Fuji Five Lakes — Office du tourisme de Fujikawaguchiko
- Ville de Kawagoe — Guide touristique officiel
- Yokohama Official Visitors Guide
- Forbes — Annulation de la fête des cerisiers de Fujiyoshida 2026
- Kanpai — Visites au Japon (inspiration)










