地下鉄で時間を無駄にしない東京3日間の組み立て方
東京には1つの中心があるのではなく、地下鉄とJR山手線で結ばれた20ほどの街があります。よくある失敗は、名所を回るために1日に3回も街を横断すること。乗り換えや駅構内の移動を含めると、1回の移動に20〜40分かかります。
うまくいく方法は、1日1エリアに絞り、徒歩か1〜2駅の範囲で見どころをつなぐことです。
- 1日目・東側:浅草、上野、谷中、秋葉原。寺社、博物館、路地の東京。
- 2日目・西側:明治神宮、原宿、表参道、渋谷、新宿。ファッション、人波、ネオンの東京。
- 3日目・都心と湾岸:築地、浜離宮、銀座、皇居、豊洲またはお台場。
移動はSuicaかPASMO(カードまたはiPhoneのウォレット)があれば、地下鉄、JR、バス、コンビニまで支払えます。東京メトロ24時間券は700円で、メトロ線だけで1日4回以上乗るなら得になります。Googleマップやナビタイムなどの乗換アプリは出口番号まで表示してくれます。大きな駅では出口を間違えると15分ほどロスすることもあります。
平日7時30分〜9時の地下鉄は満員なので避け、この時間帯にスーツケースを持っての移動はやめましょう。終電は路線により0時〜0時30分頃です。
1日目・午前:浅草と浅草寺
7:30〜9:30 浅草寺 都内最古の寺院で拝観は無料、境内は終日開いています。本堂は4〜9月が6時、10〜3月が6時30分に開き、17時に閉まります。8時前なら大提灯の雷門を人混みなしにくぐり、出勤前に手を合わせる地元の人たちの姿も見られます。11時には仲見世通りは人でいっぱいです。
見どころ:
- 雷門、宝蔵門、五重塔
- 本堂前の常香炉。煙を体に浴びると悪いところが良くなると言われます
- 100円のおみくじ。凶が出たら所定の場所に結んで帰ります
- すぐ隣の浅草神社は比較的静かです
9:30〜11:00 浅草散策 仲見世の店は9時30分〜10時頃に開店。人形焼、焼きせんべい、扇子など。通りでの食べ歩きは禁止と掲示されているので、店の前で食べましょう。その後は徒歩10分のかっぱ橋道具街(調理道具、包丁、食品サンプル)へ、または隅田川沿いで東京スカイツリーを眺めます。
川向こう徒歩20分のスカイツリーに上るなら、晴れた日の夕方以降がおすすめ。地上350mの展望デッキはオンラインで1,800円からです。
着物レンタル:浅草にはレンタル店が多く、着付け込みで4,000円程度から。暑さと人混みの前、朝のうちに楽しむのに最適な街です。

1日目・午後:上野、谷中、秋葉原
11:30〜13:00 昼食と上野公園 浅草から銀座線で5分。高架下のアメ横には鮮魚店、乾物店、海鮮丼の店(1,500〜2,500円)が並びます。その上に広がる上野公園は、3月下旬には都内有数の花見の名所です。
13:00〜15:00 東京国立博物館 日本最古の博物館で、刀剣、甲冑、陶磁器、着物、絵巻などを所蔵。入館料1,000円、9時30分〜17時、月曜休館(祝日の場合は開館)。初めてなら本館だけで十分で、所要約1時間30分です。
15:00〜17:00 谷中 博物館から西へ徒歩15分。1945年の空襲も、その後のビル化も免れた地域です。小さな寺、緑の多い霊園、コロッケや招き猫が並ぶ谷中銀座商店街、夕暮れの「夕やけだんだん」。大きな名所はなくても、東京の下町の日常がここにあります。
夜:秋葉原 日暮里からJRで3駅。家電量販店、フィギュア専門店、何階建てものゲームセンター、コンセプトカフェ。マンガに興味がなくても、クレーンゲームやトレーディングカードの店で1時間過ごせば、この街の一面がよく分かります。
静かに過ごしたいなら、上野でうなぎやとんかつの夕食を楽しむか、秋にライトアップされる日がある六義園へ。
2日目:明治神宮、原宿、表参道、渋谷
8:00〜9:30 明治神宮 明治天皇を祀る神社で、約100年前に植えられた70ヘクタールの森に囲まれています。参拝無料で、日の出に開門し日の入りに閉門(時間は月ごとに変わります)。JR原宿駅近くの大鳥居から、木々の下を10分ほど歩いて社殿へ。朝は和装の結婚式の行列に出会うこともありますが、撮影のために後を追うのは控えましょう。
9:30〜11:30 原宿と表参道 若者ファッションとクレープの竹下通りは、11時前なら比較的すいています。すぐ隣の表参道は対照的で、高級ブランド、安藤忠雄、SANAA、ヘルツォーク&ド・ムーロンなどの現代建築、カフェが並びます。個性的な店を探すなら、裏原宿やキャットストリートへ。
12:00〜15:00 渋谷 昼食後、スクランブル交差点を駅の連絡通路や上階のカフェから眺め、実際に渡ってみます。忠犬ハチ公像もすぐそば。渋谷スクランブルスクエアや屋上公園のあるMIYASHITA PARKなど、新しい商業施設も渋谷らしさの一部です。
夕方:渋谷スカイ 渋谷スクランブルスクエア屋上、地上約230mの屋外展望空間で、夕暮れ時の眺めは都内随一。オンライン購入で15時前2,700円から、15時以降3,400円から。夕日の時間帯は数週間前に売り切れることもあります。かばんや大きな荷物はロッカーへ。強風や雨の日は屋上が閉鎖されます。

2日目・夜:新宿、無料の展望室と居酒屋横丁
渋谷から山手線で7分。200以上の出口がある世界一の乗降客数の新宿駅を挟んで、東西でまったく違う顔を見せます。
西口は高層ビル街で、東京都庁の45階・地上202mの展望室は無料で22時まで開いています。渋谷スカイのような屋外デッキはありませんが、冬の晴れた日には富士山方面まで見渡せます。夜は庁舎の壁面でプロジェクションマッピングが上映されます。
同じく西口の線路沿いには思い出横丁。2本の細い路地に、6〜8席ほどの焼き鳥の店が60軒ほど並びます。串は1本150〜300円ほどで、ビールと一緒に数本つまむ程度に。お通し代がかかる店が多く、5人以上のグループは断られることもあります。
東口は歌舞伎町のネオン、ホテルから顔を出すゴジラ、そしてゴールデン街。6本の路地に5〜10席の小さなバーが約200軒。多くの店で1人500〜1,500円のチャージがかかります。「会員制」と掲げる店もあれば、観光客を歓迎する店もあります。店内の撮影は必ず許可を取って。
歌舞伎町では、路上の客引きについていかないこと。客引きで集客する店では、法外な料金を請求されることがあります。
静かな場所なら新宿御苑(500円)。閉園は季節により16時〜19時なので、春や秋の朝に回しましょう。
3日目:築地、浜離宮、銀座、皇居
7:30〜9:30 築地場外市場 卸売市場は2018年に豊洲へ移転しましたが、場外市場の約400の店と飲食店は残っています。朝食に寿司、串に刺した玉子焼き、牡蠣、汁物を。多くの店が6〜7時に開き昼過ぎに閉まり、日曜・水曜休みの店も多いです。食べ歩きはせず、店の前で食べましょう。
早朝オプション:豊洲 マグロのせりを1階の見学デッキから見るには、前月の抽選に当選したうえで5時30分に豊洲市場に集合します。抽選に外れても、上階のガラス越しの見学通路は一般公開されています。
10:00〜11:30 浜離宮恩賜庭園(300円) 将軍家ゆかりの海辺の庭園で、海水を引き込んだ池と、水上の茶屋で抹茶と和菓子(約1,000円)が楽しめます。手入れされた松と汐留の高層ビルとの対比が印象的です。
12:00〜14:00 銀座 三越や松屋などデパ地下で昼食を。質の高い総菜や菓子がそろいます。土日の午後は中央通りが歩行者天国になります。
14:30〜16:30 皇居 宮殿の見学は事前申込制の無料参観のみですが、皇居東御苑は予約不要で無料(月曜・金曜休園)。江戸城天守台の石垣が見られます。1914年完成の赤れんがの東京駅までは徒歩10分です。

3日目・夕方:豊洲、お台場、雨の日の代替案
最後は湾岸エリア。レインボーブリッジを渡る無人運転のゆりかもめで、2つの選択肢を結べます。
チームラボプラネッツ(豊洲) 裸足で歩き、ときには膝まで水に浸かるデジタルアートの空間。日時指定制でオンライン予約が必要。料金は日によって変わり、大人で約3,600〜4,200円。所要1時間30分〜2時間。膝上までまくれるズボンで行きましょう。
お台場 夕暮れのレインボーブリッジと東京湾の眺め、自由の女神像のレプリカ、ダイバーシティ東京前の実物大ガンダム、泳ぐのではなく散歩を楽しむ砂浜。夜の東京湾クルーズの一部もここから出航します。
夜に時間があれば、オレンジ色にライトアップされた東京タワー(333m)を、芝公園や隣の増上寺から眺めるのがおすすめ。六本木の東京シティビューと森美術館は22時まで開いています。
雨の日の代替案 東京は雨でも楽しめます。
- 東京国立博物館、または夜遅くまで開いている六本木の森美術館
- 1か月前に予約する三鷹の森ジブリ美術館
- 東京駅の地下街や銀座のデパ地下
- 全館屋内のチームラボ
- 前日に予約できる料理教室や寿司体験
6月の梅雨と9月の台風シーズンは、毎日午後の屋内プランを用意しておきましょう。台風の際は湾岸エリアの鉄道が数時間止まることもあります。
団体で東京3日間を回るには
このプランは10〜40名の団体でも使えますが、いくつか調整が必要です。
- 地下鉄は時間帯次第:10時〜16時なら、先頭にガイド、最後尾に添乗員をつけて25名でも問題なく移動できます。ラッシュ時は貸切バスに切り替えます。参加者には初日にチャージ済みのICカードを配ります。
- 貸切バスは浅草〜渋谷、銀座〜お台場など長めの移動と夜に使います。都心は駐車スペースが少なく、乗降場所は事前に調整が必要で、浅草寺前や渋谷交差点でバスを待たせることはできません。
- 予約:渋谷スカイとチームラボには団体チケットがあり、数週間前に予約します。豊洲市場のせり見学デッキは団体予約ができず、個人の抽選か一般見学通路のみです。
- 食事:思い出横丁やゴールデン街は4〜6名を超える団体には向きません。居酒屋の貸切、個室のある焼き鳥店や寿司店を手配するか、近隣の複数店舗に分散させます。
- アクティビティ:渋谷・銀座での謎解きラリー、築地市場の後の寿司体験、最終日の夜の貸切東京湾クルーズなど。自由時間を確保しつつ、要所ではグループを一つにまとめられます。
ガイドは20〜25名に1名、神社や博物館ではイヤホンガイドを。本会議のある3日間の研修旅行なら、観光は1日半日程度、夜の企画を1回入れるのが目安です。SHINOGI DMCは、ホテルからレストラン、アクティビティの予約まで、東京でのこうしたプログラムを手配しています。
よくあるご質問
東京観光に3日間は十分ですか。
1日1エリアで回れば、初めての東京には十分です。東側(浅草、上野)、西側(明治神宮、渋谷、新宿)、都心と湾岸(築地、銀座、皇居、お台場)。4日目があれば鎌倉や日光へ足を延ばせます。
東京3日間ならどのエリアに泊まるのがよいですか。
山手線の駅の近くがおすすめです。夜も楽しむなら新宿や渋谷、都心と新幹線の便を重視するなら東京駅や銀座、予算を抑えるなら上野や浅草。駅から徒歩5分以内が理想です。
東京では交通パスを買うべきですか。
必ずしも必要ありません。ほとんどの場合はSuicaかPASMOで十分です。東京メトロ24時間券(700円)は、メトロ線に1日4回以上乗るなら得になります。
浅草寺を混雑なく見るには何時に行くべきですか。
8時前です。境内は終日開いており、本堂は6時(10〜3月は6時30分)に開きます。19時以降のライトアップされた境内も静かですが、本堂は閉まっています。
渋谷スカイと東京スカイツリー、どちらを選ぶべきですか。
屋外の展望デッキで都心の夕日を見たいなら渋谷スカイ(オンライン2,700円から)、高さ(350mと450m)と東京東部の眺めならスカイツリー(1,800円から)。新宿の都庁展望室も無料で楽しめる選択肢です。
団体でも公共交通機関で東京3日間を回れますか。
ラッシュ時を避け、ガイドと添乗員がつけば25〜30名程度までは可能です。それ以上の人数や長距離の移動、夜は、乗降場所を事前に調整した貸切バスが快適です。
Rédaction SHINOGI DMC · 更新日
出典
- Senso-ji — Site officiel (horaires du hall principal)
- Meiji Jingu — Site officiel (horaires)
- Tokyo National Museum — Informations pratiques
- Tokyo Metropolitan Government — Observatoires du bâtiment du gouvernement métropolitain
- Tokyo Metropolitan Government — Tirage au sort pour la visite de la criée aux thons de Toyosu
- Agence de la Maison impériale — Visites du Palais impérial et jardins Est
- Tokyo Metropolitan Park Association — Jardin Hama-rikyu
- Tokyo Metro — Pass 24 heures
- GO TOKYO (office du tourisme de Tokyo) — Cartes IC et billets
- Tokyo Skytree — Billets (site officiel)
- Kanpai — Visites au Japon (inspiration)










