2026年の紅葉はいつ?見頃の目安
2026年の紅葉は、10月中旬に山岳地帯(上高地、奥日光)、10月下旬〜11月上旬に日光や箱根の標高の高いエリア、そして11月下旬〜12月上旬に京都と東京で見頃を迎えます。ウェザーニューズが2026年10月8日に発表した第2回予想では、日光・いろは坂が10月23日頃、京都・嵐山が11月24日頃からの見頃で、秋の高温の影響で平年よりやや遅めです。
紅葉前線は春の桜とは逆に、北から南へ、山から平地へと下りてきます。旅程を立てる際の目安:
- 9月下旬〜10月上旬:北海道(大雪山)、北アルプスの高原。
- 10月中旬:上高地(2026年は10月13日頃の予想)、奥日光、東北の湖。
- 10月下旬〜11月上旬:日光の中禅寺湖・いろは坂、十和田湖、大沼。
- 11月:箱根、金沢(兼六園は11月22日頃)、宮島(11月19日頃)、月末には京都。
- 11月下旬〜12月上旬:京都(もみじ)、東京(イチョウともみじ)、大阪。
がっかりしないための注意点として、同じ町でも見頃は2週間ほどで、すべての木が一斉に色づくわけではありません。京都でも標高の高い高雄は、市内中心部より10日ほど早く色づきます。
季節ごとの比較は日本旅行のベストシーズンの記事で、春の桜については桜の名所の記事で紹介しています。
2026年の紅葉予想と平年値:紅葉マップの読み方
紅葉の情報には2種類あり、区別して使うことが大切です。
気象庁の平年値:気象庁は長年、各地の気象台で標本木(イロハカエデなど)を観測しています。「紅葉日」は標本木の葉の大部分が紅葉した日で、1991〜2020年の平年値は東京が11月28日頃、京都が12月5日頃です。長期的な目安としては優れていますが、あくまで特定の1本の木の記録で、町全体の状況ではありません。
民間気象会社の予想:ウェザーニューズや日本気象協会(tenki.jp)などが、9月から11月にかけて名所ごとの予想を2〜3週間おきに更新して発表します。2026年10月8日のウェザーニューズの予想は次のとおりです。
- 上高地:10月13日頃
- 日光・いろは坂:10月23日頃
- 十和田湖畔:10月27日頃
- 宮島:11月19日頃
- 兼六園(金沢):11月22日頃
- 嵐山(京都):11月24日頃
同社は、秋の高温により例年10月下旬以降に見頃を迎える名所で色づきが遅れていること、9月の日照不足で一部地域の発色が懸念されることを指摘しています。次回予想は10月下旬の予定でした。
使い分けとしては、個人旅行なら平年値で日程を決め、2〜3週間前に予想で微調整し、1週間程度の余裕を持たせます。半年前に日程が決まる団体旅行なら、特定の庭園の特定の日を狙うより、見頃の期間が長い地域を選ぶのが得策です。
京都の紅葉:東福寺、清水寺、永観堂、嵐山
京都は全国でもっとも紅葉の名所が集中し、もっとも混み合う町です。各寺院が公表している2026年の情報とあわせて紹介します。
- 東福寺:通天橋からもみじに覆われた渓谷・洗玉澗を見下ろします。2026年の秋期は11月14日〜12月6日で、通天橋は8時30分から、拝観料は1,000円(通常600円)。団体料金はなく、方丈庭園(2026年11月1日から600円)との共通券もこの期間はありません。混雑時は通天橋・臥雲橋の上での撮影を控えるよう求められることがあり、三脚は使用不可です。開門と同時に入るのが鉄則です。
- 清水寺:2026年11月21日〜30日は秋の夜間特別拝観で、21時30分まで開門(受付は21時まで)。それ以外の11月は18時閉門。拝観料は大人500円で、現金のみです。
- 永観堂(禅林寺):「もみじの永観堂」と呼ばれ、例年11月中旬〜12月上旬に夜間のライトアップを行います。2026年の日程と料金は時期が近づくと公式サイトで発表されます(2025年は11月11日〜12月10日)。
- 嵐山:嵐山、渡月橋、天龍寺の庭園が一体となった景観で、2026年は11月24日頃からの見頃予想。週末は大混雑するので、8時前の到着がおすすめです。
- 高雄・大原:中心部から40〜60分。気温が低く、見頃は1週間ほど早めです。高雄の神護寺、大原の三千院は観光バスが少なく、山道や里山の風情が楽しめます。
効率よく巡るには、エリアごとに分けて回る京都2日間モデルコースの考え方が、秋にもそのまま使えます。

東京の紅葉スポット:神宮外苑のイチョウ並木、六義園、高尾山
京都ほどの知名度はありませんが、東京の秋も美しく、時期は遅め。気象庁のかえでの紅葉日の平年値は11月28日頃です。東京ならではの見どころは、鮮やかな黄色に染まるイチョウです。
- 神宮外苑いちょう並木:国立競技場近く、4列のイチョウが続く並木道。黄葉の見頃は例年11月下旬〜12月上旬で、この時期に屋台の出るいちょう祭りが開かれるのが恒例です。光が低い平日の早朝がおすすめです。
- 六義園:駒込にある江戸時代の回遊式庭園で、池や築山ともみじが美しい庭です。例年11月下旬〜12月上旬に有料の夜間ライトアップがあり、夕方以降の少人数グループに向いています。
- ホテル椿山荘東京の庭園と小石川後楽園:都心でもみじを楽しめる庭園。前者はホテルの庭、後者は都立庭園です。
- 高尾山:新宿から京王線で約50分。薬王院周辺のもみじは例年11月中旬以降が見頃で、ケーブルカーもある手軽なハイキングコースです。週末は大混雑するので平日に。
- 国営昭和記念公園(立川):長いイチョウ並木と日本庭園があり、団体でもゆとりがあります。
セミナーで東京を選ぶ利点は、会議の合間に1時間ほど紅葉を楽しめることです。移動も予約も不要で、最盛期の京都では考えられません。東京3日間の観光ガイドも、庭園を組み込む際の参考になります。

日光と箱根:東京から2時間の紅葉
山全体が色づく景色を見るなら、都市を離れる必要があります。東京から日帰りや1泊で行ける2つのエリアを紹介します。
日光:標高差が大きく、紅葉の期間は約2か月に及びます。奥日光の戦場ヶ原や湯滝は9月下旬から、中禅寺湖、いろは坂、華厳ノ滝は10月中旬〜11月上旬が見頃(2026年のいろは坂は10月23日頃の予想)、東照宮周辺の市街地は11月中旬まで楽しめます。難点は渋滞で、最盛期の週末はいろは坂の上りに何時間もかかることがあります。平日に行く、中禅寺湖に8時前に着く、車をやめてバスを使うのがおすすめです。
箱根:紅葉そのものの迫力では日光に及びませんが、旅館や温泉、富士山の眺めと組み合わせやすいのが魅力です。見頃は標高により例年11月上旬〜下旬で、仙石原や大涌谷周辺から始まり、芦ノ湖、最後に湯本や塔ノ沢の谷へと下りてきます。強羅公園や美術館の庭園なら、坂を上らずにもみじを楽しめます。
団体旅行では、受け入れ体制の整った宿が多く、ロマンスカーや貸切バスで移動しやすい箱根に分があります。日光は渋滞を避けるために早朝出発が欠かせません。アクセスや旅館については、東京からの日帰り旅行と箱根の記事で詳しく紹介しています。

2027年の紅葉旅行を計画するには
2027年の紅葉予想はまだありません。民間気象会社の予想は、その年の9月に初めて発表されます。現時点で頼れるのは平年値と近年の傾向だけです。
わかっていること:
- 気象庁の平年値が基本です。標本木では東京が11月下旬、京都が12月上旬で、市内の庭園で見頃を感じられるのは11月第3週〜12月第1週です。
- 近年の傾向として、秋の高温で平地の色づきが遅くなりがちで、年によって1〜2週間の差があります。
- 夜間拝観や特別公開(清水寺、永観堂、東福寺、六義園など)は毎年行われますが、正確な日程は数週間〜数か月前にならないと発表されません。未発表のライトアップ日程を前提にプログラムを組むのは禁物です。
個人旅行なら、2027年は京都・東京で11月20日〜12月5日、日光や北アルプスなら10月後半が狙い目です。京都のホテルは早めの予約を。11月は料金が上がり、よい部屋から埋まっていきます。
団体旅行では、日付ではなく目的地の組み合わせで考えます。11月15〜25日に東京・箱根・京都を巡る行程なら、その年の前後のずれにかかわらず、少なくともどこかで紅葉に出会える可能性が高くなります。
団体で紅葉を楽しむには:最盛期の手配と混雑対策
京都の紅葉の最盛期は、桜の時期と並ぶ一年で最も混み合う時期です。団体で成功させるポイント:
- 早めの手配:11月後半の京都のホテルは6〜9か月前、貸切の飲食店や懐石の個室は3〜4か月前、バスとガイドは行程確定と同時に。
- 時間帯を工夫する:開門直後(秋期の東福寺は8時30分)か夜間拝観。週末の10時〜15時は東福寺、永観堂、嵐山とも大混雑です。
- グループを分ける:15〜20名ずつにガイドを付け、回る順番をずらして、全員が同じ橋に同時に着かないようにします。
- バスの動線を確認する:秋には京都市や寺院が観光バスの乗降場所を指定することがあり、東福寺も独自に駐車場の案内を出しています。バスが入れない場所も多いため、歩く時間を見込みます。
- 混雑の少ない場所を選ぶ:小さな寺院の庭園、予約制の離宮、寺院が公開時間外の貸切拝観を設けている場合はそれを利用します。東福寺はここ数年、事前予約制の早朝・夜間の貸切拝観を実施しています。
- 代替案を用意する:紅葉が遅い年に備えて東京や箱根での選択肢を持ち、「11月18日に紅葉が見られます」とは約束しないこと。
SHINOGI DMCでは、紅葉予想、特別公開、各スポットのアクセス条件を踏まえて、日本でのセミナーやインセンティブの秋のプログラムを組み立てています。
よくあるご質問
2026年の紅葉の見頃はいつですか。
2026年10月8日のウェザーニューズの予想では、山岳地帯が10月中旬(上高地10月13日頃)、日光が10月下旬(いろは坂10月23日頃)、京都(嵐山11月24日頃)と東京は11月下旬〜12月上旬です。
京都の紅葉の時期はいつですか。
例年11月中旬〜12月上旬で、11月下旬が最盛期です。気象庁の紅葉日の平年値(1991〜2020年)は12月5日。高雄や大原は中心部より1週間ほど早めです。
秋の東福寺の拝観料はいくらですか。
2026年11月14日〜12月6日は通天橋・開山堂が大人1,000円(通常600円)で、団体料金や共通券はありません。この期間は8時30分から拝観できます。
東京で紅葉を見るならどこがよいですか。
神宮外苑いちょう並木、六義園、小石川後楽園、高尾山、昭和記念公園など。都心は例年11月下旬〜12月上旬、高尾山はやや早めです。
日光の紅葉はいつ見頃ですか。
奥日光の9月下旬から市街地の11月中旬まで。中禅寺湖やいろは坂は10月中旬〜11月上旬が見頃で、2026年のいろは坂は10月23日頃の予想でした。
2027年の紅葉はもう予想できますか。
まだです。最初の予想は2027年9月に発表されます。京都・東京は11月下旬〜12月上旬、日光は10月後半という平年の目安に、1〜2週間の余裕を持たせて計画しましょう。
Rédaction SHINOGI DMC · 更新日
出典
- Tofuku-ji — Horaires et tarifs, saison d'automne 2026 (site officiel)
- Tofuku-ji — Actualités (tarifs au 1er novembre 2026, consignes d'automne)
- Kiyomizu-dera — Horaires 2026 et visites nocturnes (site officiel)
- Eikando (Zenrin-ji) — Site officiel
- Japan Meteorological Agency — Observations phénologiques (sakura, kaede)
- Travel Voice — Prévision Weathernews du koyo 2026 (2e édition, 8 octobre 2026)
- GO TOKYO (Office du tourisme de Tokyo) — Rikugien, ouvertures nocturnes









