沖縄に何日必要か、どこに泊まるか
沖縄本島は南北約100km。県都の那覇は南部、美ら海水族館と本部半島は北西部、やんばるの森は最北部にあります。地図上の距離は短いものの道路は混みやすく、那覇〜本部は車で約2時間を見ておきましょう。
バランスの良い滞在例:
- 4〜5日:那覇に1〜2泊(首里城、国際通り、南部)、中部西海岸か本部に2泊(水族館、ビーチ、古宇利島)、慶良間諸島に1日。
- 3日:那覇、北部の水族館に1日、慶良間諸島でビーチかシュノーケリングに1日。
泊まるエリア:
- 那覇:夜の街歩き、飲食店、慶良間諸島への船に便利。
- 中部西海岸(恩納、北谷、読谷):那覇と水族館の中間にあるビーチリゾート。北谷のアメリカンビレッジは夜もにぎやかです。
- 本部・名護:水族館や本島でも透明度の高いビーチに近い北部エリア。
那覇から本部へ日帰りで往復するより、滞在中に一度ホテルを移るほうが、時間的にも体力的にもずっと楽です。
那覇と国際通り:県都での過ごし方
国際通りは那覇の中心部を約1.6kmにわたって貫く通りです。戦後に復興し、今は土産物店、泡盛の専門店、飲食店が並び、日曜の午後は歩行者天国になります。初日の夜に歩くにはよいのですが、本当に面白いのは脇道です。
- 第一牧志公設市場:2023年に建て替えて再オープン。1階で魚介を買い、2階の食堂で手数料を払って調理してもらう「持ち上げ」が名物です。青や赤、緑の南国の魚にはいつも驚かされます。
- 国際通りから延びるアーケード街(平和通り、市場本通りなど):食料品店、衣料品店、小さな飲み屋。
- 徒歩10分ほどの壺屋やちむん通り:焼き物の工房と石畳の路地が続きます。
那覇で味わいたいのは、豚と鰹のだしに小麦麺の沖縄そば、ゴーヤーと豆腐と卵を炒めたゴーヤーチャンプルー、黒糖と泡盛で煮込んだ豚の三枚肉ラフテー、そして米を原料とする蒸留酒泡盛。夜は蛇皮を張った三線の生演奏がある居酒屋で、沖縄文化に触れるのもおすすめです。
移動にはゆいレール(モノレール)が便利で、空港から那覇中心部まで20分弱、そのまま首里まで行けます。

首里城の復元はどこまで進んだか
首里城は、1879年に日本に併合されるまで400年以上にわたり琉球王国の中心でした。1945年の沖縄戦で焼失し、1992年に復元されましたが、2019年10月31日の夜に再び火災に見舞われ、正殿をはじめ複数の建物が失われました。城跡(基壇や城壁)は、2000年にほかのグスク群とともに世界遺産に登録されています。
2026年の状況(首里城公園公式サイトより):
- 復元された正殿は2026年11月23日正午から一般公開。完成式典のため、11月22日は終日、23日は午前中休園となります。
- 正殿内部の観覧は事前予約制で、混雑を避けるため30分ごとの日時指定です。個人はWEBで購入(1決済9枚まで)。2027年1月以降の入場分は、入場予定日の2か月前の1日から販売されます。
- 2026年11月23日から入場料を改定:有料区域は大人400円から1,000円に(20名以上の団体は800円)。正殿内観覧の有無にかかわらず同一料金です。
- 開園時間(7〜11月):無料区域8時〜19時30分、有料区域8時30分〜19時(券売は18時30分まで)。
再公開までは、見学デッキから復元工事の様子を見学でき、木組みの技術や赤瓦の製作について学べる貴重な機会でした。正殿以外にも、守礼門や歓会門、曲線を描く城壁、西のアザナから望む那覇の街並みは見ごたえがあります。現地では1時間30分〜2時間を見ておきましょう。
美ら海水族館と本島北部
本部町の海洋博公園にある沖縄美ら海水族館は、沖縄で最も人気のある観光地です。目玉の大水槽「黒潮の海」では、巨大なアクリルパネル越しにジンベエザメやマンタが泳いでいます。館内はサンゴ礁、黒潮の海、深海と、上から下へ進む順路です。
基本情報(公式サイトより):
- 入館料:大人2,180円、高校生1,440円、小・中学生710円。20名以上の団体は大人1,730円。
- 営業時間:8時30分〜18時30分(入館締切17時30分)。繁忙期は延長。台風などで臨時休館することもあります。
- 所要時間:館内で約2時間。屋外のオキちゃん劇場の無料イルカショー、ウミガメ館、マナティー館も見るならさらに時間が必要です。
- 混雑:10時〜14時、特に大型連休は混み合います。開館直後か16時以降がおすすめです。
周辺には、同じ公園内のエメラルドビーチ、車で約20分の古宇利島と古宇利大橋、世界遺産の今帰仁城跡、さらに北には2021年に世界自然遺産に登録されたやんばるの亜熱帯の森があります。
車がない場合は、那覇や空港から高速バスで約2時間30分。日帰りのバスツアーも手軽な選択肢です。

ビーチと慶良間諸島:泳ぐなら、シュノーケリングするなら
海水浴シーズンはおおむね4〜10月です。本島では西海岸と北部のビーチが快適で、本部のエメラルドビーチ、古宇利島、瀬底島、水納島のビーチや、恩納村のリゾートのビーチが人気です。
沖縄の海で大切なルール:
- 監視員のいる遊泳区域(防護ネット内)で泳ぐ。ネットは主に6〜9月に出るハブクラゲを防ぐためのもので、対策をしているビーチには看板と応急処置用の酢が用意されています。
- サンゴを踏まない、何も持ち帰らない。リーフではマリンシューズを。
- 潮の流れ:監視のない自然のビーチでは、リーフの切れ目の離岸流が危険です。
- 離れたビーチには海流で漂着したプラスチックごみが見られることもあります。管理されたビーチは定期的に清掃されています。
那覇の西に浮かぶ慶良間諸島は、那覇から手軽に行ける最も透明度の高い海です。2014年に国立公園に指定されました。泊港から渡嘉敷島や座間味島へは高速船で約35〜50分、フェリーで1時間30分〜2時間。阿波連ビーチや古座間味ビーチの白砂、ウミガメとのシュノーケリング、1〜3月には出産のために訪れるザトウクジラのホエールウォッチングが楽しめます。高速船は座席数が限られるため、特に夏は日程が決まりしだい予約しましょう。
琉球文化、レンタカー、ベストシーズン
琉球文化:沖縄が日本の一部となったのは1879年。それ以前の琉球王国は中国、朝鮮、東南アジアと交易していました。その歴史は、赤瓦の屋根とシーサー、三線の音楽、夏(旧盆の頃)に踊られる太鼓のエイサー、料理、そしてかつては女性だけが祭祀を司った南東部の斎場御嶽などの聖地に表れています。南部には1945年の沖縄戦の記憶も残り、糸満の平和祈念公園やひめゆり平和祈念資料館は広島と同じように敬意をもって訪れたい場所です。
レンタカー:那覇以外では公共交通は時間がかかり本数も少なめです。借りる際のポイント:
- 海外からのゲストは自国の免許証に加え、1949年ジュネーブ条約に基づく国際運転免許証が必要
- 左側通行。沖縄自動車道の制限速度は80km/h
- 那覇の朝夕のラッシュ(7時30分〜9時、17時〜19時)の渋滞は深刻で、バス専用レーンになる車線もあります
- ETCカードを車と一緒に借りると高速道路がスムーズです
ベストシーズン:
- 4月〜5月上旬:暑すぎず、4月下旬には泳げる時期。梅雨入り前(ゴールデンウィークの混雑には注意)。
- 5〜6月:本土より早い梅雨で、例年6月下旬まで。
- 7〜9月:強い日差しと暑さ。台風のピークで、飛行機や船が2〜3日止まることもあります。
- 10〜11月:過ごしやすく、10月はまだ海も温かい。台風も徐々に少なくなります。
- 12〜3月:気温15〜20℃で海水浴は不可。慶良間ではクジラ、北部では1月下旬から早咲きの桜が楽しめます。

団体で沖縄へ:インセンティブ、研修、手配のポイント
沖縄は国内でも特に人気の高いインセンティブ旅行先です。東京から約2時間30分、大阪から約2時間の直行便があり、会議室を備えた大型リゾート、ビーチ、マリンアクティビティが揃っています。団体旅行を成功させるポイント:
- レンタカーより貸切バス:8〜10名を超えると、国際免許、左側通行、駐車場などレンタカーのリスクが増えます。ガイド付きの貸切バスなら移動が楽になり、夜は泡盛も楽しめます。
- 水族館の予約:美ら海水族館の団体予約は、入館希望日の180日前から7日前まで、8時45分〜17時の15分刻みで受け付けています。予約しても混雑時に待ち時間がないとは限りません。
- 首里城:正殿公開後、団体の正殿内観覧は団体予約フォームによる抽選制です。内部を観覧しない場合も事前申込みが求められています。申込みは数か月前から(例:2027年2月入場分は2026年10月1〜7日)。
- 慶良間諸島へは貸切船:30名以上なら、那覇や西海岸の港から船を貸し切ると時刻表に縛られず、シュノーケリング、ビーチ、島でのランチを組み合わせられます。
- 台風時の代替案:7〜10月は契約にキャンセル条件を明記し、やちむん作り、三線教室、泡盛酒造見学、琉球料理と舞踊のディナーショーなど屋内プログラムを用意しておきます。
- チームビルディング:伝統のハーリー(爬竜船)競漕、マングローブでのカヤック、ビーチでの運動会、エイサー体験など。
SHINOGI DMCでは、那覇から西海岸のリゾートまで、航空券、宿泊、移動、アクティビティ、悪天候時の代替案をまとめて沖縄での研修やインセンティブを手配しています。
よくあるご質問
2026年に首里城は見学できますか。
見学できます。公園と有料区域は開いており、復元された正殿は2026年11月23日から一般公開。正殿内部の観覧は30分ごとの予約制です。
美ら海水族館の入館料はいくらですか。
大人2,180円、高校生1,440円、小・中学生710円。20名以上の団体は大人1,730円です。
沖縄ではレンタカーが必要ですか。
那覇を離れるならほぼ必須です。海外からのゲストは国際運転免許証(1949年ジュネーブ条約)が必要で、左側通行です。団体なら貸切バスのほうが簡単です。
沖縄のベストシーズンはいつですか。
4月〜5月上旬と10〜11月です。梅雨は5月から6月下旬まで、台風は7〜10月に来る可能性があります。
那覇から慶良間諸島への行き方は?
那覇の泊港から船で。渡嘉敷島や座間味島へは高速船で約35〜50分、フェリーで1時間30分〜2時間です。
沖縄は企業の団体旅行に向いていますか。
向いています。東京・大阪から直行便があり、会議室付きのリゾートやチームアクティビティも豊富です。7〜10月は台風時の代替案が必要です。SHINOGI DMCで滞在全体を手配できます。
Rédaction SHINOGI DMC · 更新日
出典
- Shuri Castle Park — Révision des tarifs et réservation du Seiden (31/07/2026)
- Shuri Castle Park — Ouverture du Seiden au public le 23 novembre 2026
- Shuri Castle Park — Tarifs d'entrée
- Shuri Castle Park — Site officiel (horaires, actualités)
- Okinawa Churaumi Aquarium — Tarifs (入館料金)
- Okinawa Churaumi Aquarium — Hours
- Okinawa Churaumi Aquarium — Réservations de groupe
- Kanpai — Okinawa (inspiration)










